「うんとこしょ どっこいしょ」小さきものは守るもの

ロシアの有名な昔話に「おおきなかぶ」というのがあります。 

 

おじいさんが植えたかぶが、大きく大きく育ちました。おじいさんは、「うんとこしょ どっこいしょ」とかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫娘を呼び、孫娘は犬を呼び、犬は猫を呼び、猫はねずみを呼んできて・・・

 

おおきなかぶ
おおきなかぶ

力を合わせて抜くものが、かぶならばよいのですが・・・。

今のロシアは、ウクライナを奪うために、いかがわしい勢力を含めて、国内のあらゆる力を合わせようとしているのが心配です。

 

おおきなかぶでは、手伝うものが徐々に小さくて非力なものになっていきます。最後に一番小さなねずみの力が足されて、かぶは抜けます。そして、みんなでかぶをスープにして楽しむところで、お話は終わります。

なんとなくですが、プーチンさんがおおきなかぶのお話を知らないことを願います。