湯田温泉の白狐伝説。由来はよくわからないけど

山口湯田温泉は鎌倉時代に開湯された温泉ですが「白狐の湯」といいます。

 

昔々、湯田の権現山の麓のお寺の境内に小さな池がありました。その小池に、毎晩1匹の白狐が傷ついた足をつけにきます。この様子を見ていた和尚さんが不思議に思いその池の水をすくってみると温かかったのです。そこで池を深く掘ってみると熱い湯がこんこんと湧き出るとともに、薬師如来の金像があらわれたのです。この仏像は拝んで湯あみをすると難病も治る「白狐の湯」として評判となり温泉は栄えるようになったそうです。【ホテル松政のwebサイト】

  

JR山口線 湯田温泉駅
JR山口線 湯田温泉駅

新型コロナ騒動はウイルスの毒性が低いことはわかってきましたが、なかなか沈静化に至っていません。それでも、湯田温泉にはお客さんがかなり戻ってきているようです。

 

湯田温泉は「白狐の湯」ということになっています。「白狐伝説」というものがあるのですが、実は由来は曖昧です。

でも、温泉を見つけるとしたら狐が相応しいですね。狸が見つけた・・?ではしっくりしません。

 

狐は稲荷神社に祀られる稲荷神のお使いです。農家では穀物を食い荒らす鼠を食べてくれる狐は益獣で、田の神とされていました。その狐さまが見つけて知らせてくれたというわけです。白狐は本来は妖狐なんでしょうが、湯田温泉の白狐は可愛らしいです。

 

ちなみに、権現山にあるのは稲荷社ではなく熊野神社です。熊野神社の神のお使いは狐ではなく烏です。ワールドカップで大活躍のサッカー日本代表のマークが三本足の八咫烏ですが、熊野神社の素戔嗚尊のお仕えです。

 

さらに、薬壺を持って病気を治す仏様・薬師如来も登場ですから効果は保証付きです。

 

【湯田温泉協同組合のwebサイトより】

泉質 アルカリ性 単純温泉

泉温 無色透明の湯で、7つの源泉の最高温度は72度

湯量 1日2000トンの天然温泉

効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、ぢ疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、他。

 

ということで、狐がお迎えする湯田温泉。おいでませ山口!