国の分断はまぼろしだった

選挙運動中にテロの凶弾に倒れた安倍元総理の国葬がおこなわれました。左派系マスコミを中心に、国の分断と騒ぎ立てましたが、結果は分断はまぼろしでしたね。

 

国葬会場近くの献花台に花を手向けた人は、2万3千人でした。自発的に、平日の昼間に長い人は5時間以上、距離にして5㎞を並んで献花しました。あまりの行列に献花をあきらめた人も多かったそうですから、実際の人数はこれを超えていました。若い人の姿が目立ちました。

 

一方の国葬反対デモのほうは、共産党の志位委員長や社民党の福島党首をはじめとした大物政治家や田中元法政大学総長などの有名論客が先導して、左派労組などを必死に組織動員したものの、主催者発表でも1万5千人に終わりました。誰かが言ってましたが、統一教会の動員力と比べるべくもない惨めな結果でした。

 

今日の国葬の様子を見ると、日本人の多くは、健全な倫理観と豊かな知性を持っていることが証明されたと思います。日本を分断させようとする勢力は、時と共に弱まってきているということが実感されます。共産党機関紙しんぶん赤旗の記事の隙間からは、悔しさがにじみ出ています。

 

しかし、それでも分断を煽る一部の人たちには、日本人が普通に持っている道徳観は不都合です。何とかしようと、今後さらに過激な行為に走る人たちが出てくることが懸念されます。日本では、こういう人や団体を拘束することはできませんから、要人警護に限らず、市民の安全な生活を守られるように、関係者の皆さんに一層の努力を期待したいところです。