ラベンダー畑が見頃です。リラックスしましょう

ラベンダー畑が紫色に色づいています。でも、ちょっと地味ですかね?

 

ラベンダーにもいろいろな種類があるそうです。見学したのは、地中海沿岸が原産地のグロッソラベンダーで、まぁラベンダーらしいラベンダーです。中東とかインド原産のラベンダーもあるそうで、花の色も紫色ばかりではなく、ピンク色や白色など様々です。また、ラベンダーの魅力はその香りですが、無香の種もあるそうです。

 

ラベンダー畑
ラベンダー畑

ラベンダーの香りは、地中海沿岸の古代エジプト人、ローマ人をはじめとして、多くの人に癒しを与えてきました。,

ラベンダーの芳香の効果としては、血流を盛んにして新陳代謝を活発にして強壮にすると言われます。しかし、逆に血圧を下げ、気持ちを鎮静させるとも言われます。

 

要するに、興奮と鎮静や、緊張と覚醒など、ラベンダーの効果は正反対のものがあります。ちょっと不思議なんですが、興奮が過度に進むと鎮静に向かい、鎮静が過度に進めば興奮するというように、正反対の性状は実は一周廻って同じ意味なのかも知れません。リラックスした状態になったからこそ、アグレッシブな行動を取ることができた、というようなことはよくありそうです。

 

被験者を多数集めて、ラベンダーの香りを含むいくつかの香りについて、アンケート調査をしてみたところ、ラベンダーの香りが嫌いだという回答が最も多かったそうです。人は脳の中に記録(記憶)されている香りを嗅いだ時には、好きと感じるそうです。ラベンダーの香りは、それほど誰もが記憶しているというわけではないので、忌避する人が多くなるのではないかという分析です。

 

一方で、脳波の動きを調べると、ラベンダーの香りには確かにリラックス効果が確認されるそうです。好き嫌いという感情とは別に、神経に作用するというのも不思議な感じがします。

まぁ、あいつのことは嫌いだけど、つい話し込んでしまうという相手もいないことはないですね。関係ないか?