【追記!】新型コロナワクチン接種、1週間で30人の死者

厚労省が今日発表しています。新型コロナワクチン接種後の死亡例は累計で85人。

 

第 60 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会

2021(令和3)年5月 26 日

 

新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要

1.報告状況

○前回の合同部会(5月12日)以降、副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに16件あり【2週間で16件です】、令和3年2月17日から令和3年5月16日までに報告された死亡事例は計 55 件となった。

○なお、上記に加え、令和3年5月17日から令和3年5月21日までに、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例30件あった【1週間で30件です】。

 

ワクチン接種(高齢者)
ワクチン接種(高齢者)

今日のワクチン副反応検討部会は、5月16日までに報告された55件を評価【直近1週間の30件は評価していない】しました。

 

その評価結果は以下です。

○ ワクチンと症状名との因果関係が否定できないもの: 0件

○ ワクチンと症状名との因果関係が認められないもの:0件

○ 情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できないもの:55件【つまり全部が評価できないという評価です】

 

先週(5月17日から21日)に30件の死亡例が報告されています。内訳は、65歳以上が27人で65歳以下が3人です。

報告されている死亡例の、ワクチン接種の主な時期は前週(5月10日の週)です。この1週間のワクチン接種は、医療関係者およそ100万人、高齢者およそ50万人です。

 

仮の計算ですが、27÷50万人ですから、高齢者のワクチン接種は1万8500人に1人の割合で亡くなるわけです。ただし、ワクチンは2回打つので、仮に1回目と2回目のリスクが同じとして約9000人に1人。2回目のほうが副反応が数倍強いと言われているので・・・!


【5月27日に追記】

このブログ、反響が大きかったので追記します。多少、意味深に書き過ぎました。これまでのブログでの主張と相容れないところがありました。

過度に怖がらせるという意図はなかったので、反省しています。

 

ワクチンを接種した65歳以上の方が1週間に27人亡くなっているのは事実です。これは、医療機関などがワクチン接種との因果関係を疑われると報告している人数です。

 

ここで簡単な計算です。65歳以上の人口は約3620万人です。65歳以上の人は1年間に123万人が亡くなります。1週間では、123万人÷365日×7日=2.36万人です。

3620万人÷2.36万人=1534人ですから、1週間に65歳以上の人1534人に1人が亡くなるのです。その原因は、癌(悪性新生物)・心疾患・肺炎・脳血管疾患の順です。

 

つまり、そもそも1週間に1534人に1人が亡くなるわけだから、ワクチン接種をした後に1万8500人に1人が亡くなったと報告されても自然死の一部ではないかという考え方があります。当然のことです。

☞ Yahoo!ニュース 2021/05/27 米山隆一氏がワクチン接種後の死亡者85人に自身の見解示す「偶然の死亡例の可能性が高い」

 

分かりやすくするために、1万人当りに話を変えると、65歳以上の人が1万人いれば1週間に6.5人が亡くなります。今回、ワクチン接種後に亡くなったと報告された65歳以上は、1万人当り0.5人です。自然死の一部をワクチン接種が原因と誤認した可能性はあります。

 

ここで問題になるのは、ワクチン接種によって1万人当りで亡くなる人が7.0人(6.5+0.5)になったのか、それとも6.5人のままなのかです。これが、超過死亡という考え方です。この結果は現時点ではわかっていません。

 

一方で、新型コロナ感染症での死者数とされているのが、これまでの累計で12,746人です。この期間の全死亡者数は150万人を超えます。現時点で、12,746人に相当する超過死亡は無い(むしろ過少死亡)ことがわかっています。

 

要するに、新型コロナウイルス(国の指定は第四種病原体=わが国の衛生水準では、通常は死亡に至ることは考えられない病原体)を過度に恐れないことです。そして、一人一人が健康な心身を維持することが大事です。