一目でわかる、緊急事態宣言と感染拡大に関係はない

緊急事態宣言が感染拡大防止に効果が無いことが直感できる方法があります。

 

広告チラシで裏が白いのがあったら、黒のサインペンでランダムに12500個の点を打ってみましょう。かなりしんどいですが、頑張ればできます。次に、赤のサインペンで、これまたランダムに3個の点を打ってみます。最後に、黄色のサインペンで、やはりランダムに56個の点を打ってみます。

 

感染蔓延のイメージ
感染蔓延のイメージ

日本の人口は1億2500万人です。黒のサインペンのドット●1つが、国民1万人を表します。

 

PCR検査の陽性者を感染者としているのは科学的には完全な間違いです。しかし、これを感染者だというデマが前提になって世の中が回っているので仮に感染者とします。

 

PCR陽性者は仮にほんとうに感染していたとしても、その95%は既に感染力を失っていることは知られています。それでも、仕方ないので感染者として1週間に3万人の陽性者だったとして、赤いドットを3つ入れます。

 

この赤いドット3つから感染して、黒いドットが赤に変わるのが感染拡大です。尚、実行生産数は緊急事態宣言の出ていない、最も高いときで1.3くらいですから、1週間後に赤いドットが1つ増えて4つになります。

赤が目立つようになるには、随分と時間がかかりそうです。東京都の緊急事態宣言というのは赤いドット1つを含んだ1000個のドットを丸で囲んだ状態です。関西は1500個のドットを含んだ丸囲いです。

 

さて、最初の3つの赤いドットは1週間後には黄色のドット3つに変わります。56個の黄色いドットは、これまでの陽性者の合計56万人を表しています。

黄色のドットは、一度感染しているので免疫ができていて赤いドットに変わらないという前提です。感染は黒いドットが全て黄色に変わって終わります。

 

 

ワクチンの接種は、黒のドットを赤を経由しないで黄色のドットに変えるという取組です。ここで問題なのは、黄色になったドットが、赤いドットには変わらないという仮説が正しいかどうかです。

 

既によく知られているように、コロナウイルスはこれまでもあった風邪の原因ウイルスの一つです。風邪の原因の15%くらいがコロナウイルスだそうですから、人は一生のうちに何度もコロナウイルスに感染しています。

SARSやMARSもコロナウイルスです。ノロウイルス、エイズ(HIV)ウイルス、RSウイルスなどいろいろなウイルスがあり、感染すると病気になります。しかし、これらのウイルスにはワクチンがありません。それは、ウイルスがしばしば変異するからです。

例えば、ノロウイルスには20種余りの変異種があるので、ワクチン接種はおこなわないそうです。インフルエンザがワクチンを接種しても大流行することがあるのも、多くの亜種があるからです。

 

何故に、新型コロナウイルスにだけワクチンで予防ができるのか?ウイルスは変異しないのか?と不思議に思っていました。

このところ、変異種の発生が報道されています。二重変異とか三重変異とかも発生しているようです。つまり、新型コロナウイルスは、新しく発見されたコロナウイルスというだけで、特別なウイルスというわけでもなさそうです。

 

※ワクチンというものは、ウイルスをやっつけるものではなく、免疫力を高めるためのものです。体力をつけて、元気でいきましょう!