桜狩は感染症もモウマンタイ

新型コロナですが、世界中を探しても屋外で感染した事例は全く報告がありません。

 

屋外ではウイルスはすぐに拡散されて、濃度が高くなることはありません。このため、お花見には、全くリスクはありません。それでも、何かのハラスメントの対象になるのは嫌なので、公園での花見はあきらめて、近くの里山に桜狩に行きましょう。

 

桜

我家の周りの桜は、まだ2分から3分咲きといったところです。満開になるのは来週初めくらいでしょう。

週末は少し天気が悪そうですが、週明けに桜狩に出掛けられたら幸いです。

 

ところで、桜狩の「狩」です。

辞書によると「狩(かり)」とは、

1 山野で鳥獣を追いかけて捕らえること。

2 (接尾語的に用い、「がり」と濁る)

㋐魚介類をとること。「潮干―」

㋑山野で植物を観賞・採集すること。「まつたけ―」「もみじ―」

㋒追いたてて捕らえること。「山―」「魔女―」

とあります。

 

もみじ狩りは、今でもよくいいますが、さくら狩りとは言わなくなってきました。”山野で”桜を鑑賞することが減って、まちの公園で宴会すること(お花見)に主軸が移ってきたからのようです。しかし、今年は(これからは?)あまり騒がずに、里山や川沿いの桜を愛でて歩く方がよさそうです。

 

桜狩をネット検索すると地歌が出てきました。地歌は江戸時代に上方(西日本)で主に三味線の伴奏で歌われていた歌です。ちょっと素敵なので、冒頭の歌詞を載せておきます。

 

のどかなる ころもきさらぎ おしなべて

みわたすやまも うすけぶり

やなぎのいとの あさみどり

はるのにしきか あやなくも

みやこにしらぬ しらくもの

たてるや しるべの さくらがり

ひとのこころも あこがるる

・・・