何故、指定感染症から外さなかったのか?

新型コロナ感染症が免疫学的には弱毒性であることは明らかです。夏場に、指定感染症から外すという議論がありましたが、何故そうならなかったのでしょうか?

 

医学的な、あるいは自然科学的には新型コロナ感染症を指定感染症としている意味はなさそうです。感染症専門家の歪んだ意図、マスコミの騒動を大きくしたいビジネス上の利益、さらに政治家の支持率を高めたい意識、最後に日本人独特の同調特性が合いまったということでしょう。まさに不思議なことです。

 

新型コロナは指定感染症
新型コロナは指定感染症

新型コロナは、中国湖北省武漢市での感染拡大があった当時に、とりあえず「2類感染症相当」として、対策をとろうということになりました。よくわからない未知のウイルスだから慎重に対処しようというわけです。

 

その後、新型コロナは日本国内に住む日本人にとっては、恐れるほどの病毒性が無いことが次々とわかってきました。

しかし、2類感染症どころか、エボラ出血熱など1類感染症でしか認められていない「無症状者への適用」が追加されます。さらには、1類感染症でも認められない「外出自粛要請」「建物の立入制限」なども加えられました。

 

このような重大な私権の制限に、国民が、また国民の代表である議員(特に野党議員)が、何の反発もせず受け入れている。さらには、もっと激しく権利を縛ってくれと願っている(と思われる)というのは、驚くべきことです。

 

このブログでは、1月25日から新型コロナ関連の記事を散発的に書いてきましたが、ついにここまできましたね。

新型コロナ騒動のどんちゃん騒ぎは、発達障害の子供を増やし、失業者を増やし、自殺者を増やし、認知症の老人を増やしましたが、感染症で亡くなる方はごく少ないわけです。

 

参考)2018/2019年の季節性インフルエンザのサーベイランス。

病院を受診した人が1200万5千人。入院した人が20,389人。ピーク時の入院者数は2,240人。亡くなった人が3,325人(入院患者の16.3%)。

 

新型コロナの累計は、PCR陽性者が13万2千人。重症で入院した人数は不詳。ピーク時の重症者数が330人。亡くなった方(但し、新型コロナ以外の死因を含む)1,980人(重症者の10.1%)。

 

季節性インフルエンザはおよそ4ヵ月間のデータです。新型コロナは10か月間です。

 

インフルエンザでは重症の入院患者が2.240人でも医療崩壊などは起こらず、新型コロナは330人でも医療崩壊して緊急事態宣言が取りざたされるのは、つまるところ新型コロナが指定感染症になっているからでしかありません。