コロナに負けるな!熱中症対策にバスに乗る

東京都の8月の熱中症での死者は、20日朝の時点で131人に上るというニュースです。

 

過去5年間の、東京都の熱中症による死者数は、平成28年の29人が最少で、平成30年の165人が最多。平均が96人です。今年の熱中症被害は、はたいへんなことになりそうです。尚、8月の東京都のコロナ感染症に関連した死者数は11人?です。コロナより、熱中症で死亡する方が圧倒的に多いわけです。

 

宇部市営バス
宇部市営バス

コロナの方は、感染症の専門家と称する人たちが、病原性の評価をしないまま、恐怖と不安を煽ってしまいました。もう引っ込みがつきませんから、もうすぐ大変なことがおこると言い続けるしかありません。

 

今日のテレビでビックリしたのは、「現時点の死亡は、直接の死因が何でも、PCR検査陽性者は、全てコロナ関連死だ」と言う専門家まででてきました。その論理であれば、日本では季節性インフルエンザの関連死が年間15~40万人いることになります。熱中症で亡くなった後に、PCR検査陽性が判明したらコロナ関連死といわれそうです、もう、理屈も何もうっちゃって、めちゃくちゃです。

 

さて、近年は「まちかど避暑地」というのがありました。熱中症が懸念されるような暑い日には、高齢者などは、図書館やふれあいセンター、さらにはショッピングモールなど空調の効いている施設に出かけて、涼むことを奨励していました。健康管理とともに、省エネを推進するためです。

 

病院の待合室も、図らずも、まちかど避暑地の一つでした。日本では、国民と医療の距離が近く、誰でも好きな病院に気軽に行けることが、最大のファクターXでした。実は、こんな国は世界で日本しかなかったのですが、コロナ騒動で事実上崩壊しました。小児科の受診者が半減したというニュースは、コロナ騒動の何倍も恐ろしいです。

 

ところで、今年は「まちかど避暑地」に行って、涼しく英気を養っていると、自粛警察さんに非難されます。そこで、バスで涼むというのを提案してみます。

 

たいていの高齢者は、高齢者パスを持っています。無料あるいは100円くらいの低額でバスは乗り放題です。子供さんも、割引がありますし、宇部市では通学パスは定額制です。

皆さん、用が無くてもバスに乗って、涼んではどうでしょう。

家にじっとしていると、熱中症の危険は高いですし、何より気持ちが落ち込みます。街の景色を見るだけでも、リフレッシュできます。

 

バスというのは、普通の自動車と違って大きな換気扇(排気ファン)がついているので、換気容量がとても大きいのです。バスが、外気導入して走行している限りは、空気質に関しては屋外にいるのとほとんど変わりません。

 

新型コロナの初期に、武漢からの観光客を乗せた観光バスの運転手さんとガイドさんが感染したというニュースがありました。このため、あたかもバスが危険だというような誤解が生まれてしましました。しかし、バス乗車そのものには危険はありません。

マスクをして、手すりとかつり革などが気になるようであれば手洗いをすれば、バスに感染リスクはありません。

 

今は、バスも空いています。自粛警察もバスに乗って、座席に座っている人を非難する理由を見つけるのは困難です。高齢者やお子さんは、バスに乗って町をグルグル回ってみるなんて、いかがでしょうか?

いつもと違う路線、いつもと違う時間に、いつもと違う場所へ、ミニ旅です。

bon voyage!