イヌはネコ目の動物

ネコ目は、”ネコメ”ではなく”ネコモク”と読みます。脊椎動物亜門・哺乳綱・ネコ目です。

 

哺乳類は、最初にカモノハシなど卵生の動物が分かれ、次にカンガルーやコアラなどの有袋類が分かれ、ゾウの仲間、ナマケモノの仲間が分かれます。残った哺乳類が、ヒトなどの霊長目と獣類に分かれます。獣は、コウモリ・ウマ・ウシ/クジラ・ネコ・センザンコウなどの仲間にそれぞれ分類されます。イヌはネコ目(食肉目)の動物です。

 

ネコ目の系統樹(正確性は保証しません)
ネコ目の系統樹(正確性は保証しません)

ネコ目は、今から5000~6000万年前に分化した動物群です。ウィキペディアの説明では「獲物を捕えるのに必要な目、耳、鼻、触毛(ひげ)などの感覚器官と知能がよく発達しており、運動能力も高い。多くが肉食。」

とあります。

 

ネコ目は大きく、ネコの仲間とイヌの仲間に分かれます。

ネコの仲間は、ジャコウネコ・ハイエナ・マングースなどが分化します。残ったネコがライオンやトラも含むネコと、ヒョウの仲間に分かれます。

 

イヌの仲間は、クマの仲間、アザラシやアシカなど海獣、パンダの仲間などに分かれていきます。残ったイヌがキツネやタヌキの仲間に分かれます。

 

突然、何を書いているのか?というと、テレビ局もタレントさんを集めた番組を作ることができないので、昔の動物番組を流しています。ネコやイヌがたくさん登場するのですが、有名人が飼っているネコもイヌもどれも個性的です。どうやって、こんな姿になったのだろうと考えた次第です。

 

ネコ(イエネコ)は1万年くらいに分かれたリビアヤマネコが起源だそうです。イヌ(イエイヌ)は、13万年くらい前にオオカミから分かれたイヌが起源だそうです。この辺の事情はよくわかりません。それぞれ、家畜化されたネコとイヌですが、とても同じご先祖様とは思えないほど、多種多様な姿かたちになっています。不思議です。