新型コロナの嘘、「そろそろ御免なさい」してはどうか?

新型コロナウイルスが何も怖くなく、肺炎や敗血症の病原としてはマイルドなものとは、かなり以前からわかってきています。しかし、誰もが、今や引っ込みがつきません。

 

専門家(+マスコミ+政治家)は、何とか、この状況を打開するためにPCR検査が足らないと叫んでみたり、高齢者などを家に閉じ込めて体力や免疫力を衰えさせて死亡率を上げようと試みたり、治療効果が望めないけれど副作用だけははっきりしている自称特効薬を認可させたり、第2波・第3波が来ると脅したり、最近ではサイトカインストームを引き起こすとか、何とかして大事(おおごと)にしようと頑張っています。

 

以下に、マスコミが報道しない、いくつかの情報を載せておきます。


新型コロナ陽性の死者年齢分布
新型コロナ陽性の死者年齢分布

5月7日時点の新型コロナ感染症による日本国内の死者の年齢分布です。

80歳以上の人が57%、70歳以上が83%、60歳以上が94%です。60歳未満の人もいますが、がん治療で免疫力を落としていた人や末期がん患者さんのようです。

肺炎球菌など病原体と同様に、新型コロナウイルスは高齢者にとって死を招く肺炎を引き起こします。

但し、有症者の致死率が6~9%となる肺炎球菌などと比較するとマイルドな病原体であることがわかっています。


簡易生命表
簡易生命表

ここで、平成30年の日本人(男性)の簡易生命表をグラフにして右に示します。ファイナンシャルプランニングのときに、保険の損得を計算するときに使います。

60歳の日本人男性が61歳になるまでに死亡する確率(死亡率)は0.65%です。60歳の人の平均余命は23.8年です。

10万人の0歳がいて、現在の死亡率で死亡していくとすれば60歳の生存数は93,144人になります。

 

詳しく説明することは省きますが、80歳男性の死亡率は4.6%で平均余命は9.1年、90歳男性の死亡率は14.8%で平均余命は4.3年です。

ここで、80歳男性の死因から肺炎を除去したなら平均余命が0.56年、90歳男性であれば平均余命が0.44年延びます。これは、新型コロナウイルスに限らず、すべての肺炎を死因から除去できた場合です。


新型コロナ国別死者率(100万人あたり)
新型コロナ国別死者率(100万人あたり)

マスコミは連日連夜、日本で新型コロナ感染症が爆発的に拡大しているというデマを流し続けています。

OECD加盟36か国で人口100万人あたりの死者数を右の表に載せてみました。5月8日時点の厚労省データです。

 

日本は100万人あたり4.7人です。おなじみの欧米の大国とは2桁違います。

日本より少ないのは、豪州とニュージーランドの2か国です。大洋州にあり南半球ですから、これまで夏場でした。

 

しかも、これは単純死亡率です。日本は高齢者が多いので単純死亡率は自然と高くなります。日本の高齢化率(65歳以上人口比率)は約30%ですが、世界平均は約9%です。アジアでは高齢化の進んでいる韓国でも約15%です。

そこで、WHOではその国の人口構成をもとにして年齢調整死亡率を計算して、死亡リスクの評価にしています。年齢調整死亡率で計算すると、日本に新型コロナウイルス感染症の死亡率は1.4となり、豪州は2.1、ニュージーランドは2.5になります。つまり、日本は世界で最も新型コロナ感染症のリスクが小さい国です。

 

この状況で、日本が緊急事態にあるとか、日本の政策が失敗しているとか、日本は後進国だとか、日本人はダメだとか・・というのは、明らかなデマです。違いますか??