昨日、調べて載せていた新型コロナウイルスの死亡例一覧を掲載してみます。
今日は感染者の死亡例が無いので、日本での新型コロナ感染者の死亡例は昨日と同じで28人。クルーズ船で感染した日本人乗客5人を含めて33人です。
33人のなかに70歳代未満の人は1人もいません(未公表が1人・高齢者という発表が1人)。年代の内訳は、70歳代5人、80歳代が17人、90歳代が4人です。
性別は男性19人に女性7人、未公表2人です。
既往症が無いと発表されたのはクルーズ船の70歳女性1人だけでした。
新型コロナウイルス感染症についての専門家が話していることは、インフルエンザや普通の風邪と違いがありません。「高齢の人ほど免疫が弱くなっていて、既往症もあるのでウイルス感染すると重篤になります。」そりゃ、そうです。
インフルエンザに感染するのは年代を問わないですが、亡くなる方の90%は70歳以上の高齢者です。インフルエンザが原因で高齢者が亡くなるのは、既往症など、それ以外の(複数の)要因があるからです。
尚、もっとそもそも論でいえば、日本では全ての原因を合わせて亡くなる方の約85%が70歳以上の高齢者です。80歳以上の方が64%、90歳以上の方が24%です。
ところで、新型コロナ感染による死亡例として33例があるのですが、PCR検査で陽性であったとわかった人の死亡数です。必ずしも、コロナウイルスによる肺炎で亡くなったということを意味するわけではありません。擬陽性の人が含まれている可能性も不定はできません。
インフルエンザなど、他のウイルスにも感染していた可能性もあります。
極論すれば、新型コロナが本当の原因の死者は1人もいないのかもしれません。医療水準が高く、公衆衛生状況が優れている日本では、過剰に怖がる必要がない、むしろ「つながり」を断ってストレスをため込むほうが死者が増えるかもしれません。
証明することはできないわけですが、最初の死亡例から1ヵ月以上経過して、この状況なのですから、それくらい鷹揚に考えてもよいような気がします。