麒麟がくる?~ビールなどのお話

大河ドラマ「麒麟がくる」が2週間遅れで始まりました。と言っても第1回を見逃しました。

 

連想として、このところアサヒに対して分の悪いキリンが巻き返すか?なんて考えています。山口県民は結構ビール好きのようです。家計調査で全国の県庁所在地のビール消費量を調べていますが、山口市は全国6位にランクインです。1位は札幌(ナットク)、2位は京都、以下青森・大津・秋田と続いて、山口が6位です。

 

キリンビールの麒麟
キリンビールの麒麟

山口の人は結構ビール好きのようです。

最近では、全国的にビールのマイクロブルワリー(地ビール醸造所)が増えてきているようです。規制緩和による第二次ブーム到来といったところでしょうか?

山口でも、ユニークな地ビールがいくつかありますが、もっともっと多彩になるといいと思います。

 

麒麟は仁獣とされています。とても礼儀正しくて、心が優しい。足下にいる小さな虫も踏まないように気をつけて歩く(走る)のだそうです。

中国の四霊は、麒麟のほか、龍・鳳凰・霊亀です。麒麟が仁を、龍が力(権力)、鳳凰が徳を、霊亀が長寿(不老不死)を表します。また、それぞれ麒麟が哺乳類(人間は含まれません)、龍が魚類、鳳凰が鳥類、霊亀が爬虫類や両生類の長です。

 

令和の時代になって、さらに大事な徳目は麒麟の「仁」=他人に対する思いやりや優しさ、ということ言えるのでしょう。

皇室の男性のお名前には、○仁と「仁」がつくように、仁を大事にしてこられています。現在の男性皇族は、天皇陛下は徳仁、秋篠宮さまは文仁、上皇陛下は明仁、常陸宮さまは正仁、そして悠仁親王殿下の5人。これは、これで心配もあります。