地震で人々が不安に陥っているとき、大手メディアは虚偽報道によって不安を煽り立てます。
移動中にクルマで走っていたときにテレビの報道番組の音声を聞いていたのですが、さすがに酷すぎます。こんなときに、嘘八百を並べ立てて人心を惑わしたり、関係者の努力を貶めたりすることに、いったい何の意味があるのでしょうか?ちょっと怒っています。
日本列島に自然災害が多いのは事実です。しかし、それは日本人の精神が悪いわけでも、何かの因果応報でもありません。
今回の地震が、このタイミングでこの場所で発生したことに、人智は何も関係していないのです。
そして、人の生命や幸福に関りをもっている人はみんな懸命に仕事をしているのです。
事が起これば、一刻も早く、いのちを助け、平穏な生活を取り戻すべく、我が身を顧みることも忘れて働いているのです。
そして、事が起こる前にも、神ならぬ身では完璧は望めないまでも、出来得る限りの努力もしているのです。
それに対して、バッシングを浴びせる。嘘八百を並べて貶めるというのは、いかがなものだろうか。働く人の気持ちを踏みにじることに、どんな正義があるのだろうか?
某大手マスコミから出版されている、ネットでフェイクニュースが溢れるという批判本がありますが、ネットは個人の意見の発露です。大手マスコミの意に沿わない意見もあるのでしょうが、フェイクと言えないように思います。
ほんとうのフェイクニュース(?)というのは、大手マスコミが金と権力を使って、垂れ流すものです。それで、何を得ようとしているのだろうか?
ちょっと冷静さを失っていますが、今回の震災に際しても、日本にいる多くの人の暖かい心根、団結する力、危機に立ち向かう技術、どれも素晴らしいです。
もう、テレビなんか見ない(聴かない)で、明日からも一生懸命仕事をしましょう。