インフルエンザ大流行の理由は?

面談相手や会議の出席者がインフルエンザに罹ってしまうケースが度々です。今年のインフルエンザは例年以上に猛威を振るっていますね。

 

インフルエンザ流行マップ(1月第4週)
インフルエンザ流行マップ(1月第4週)

日本地図は、国立感染症研究所のウェブサイトから最新(1月第4週)のインフルエンザの感染マップです。北海道を除いて、全国46都府県で最高レベルの警報になっています。

今シーズンの最高レベル警報は、1月第1週に宮崎県に初めて出て、第2週には福岡県・沖縄県を除く九州一円に拡がり(何故か静岡県に飛び火)、第3週には太平洋側を宮城県まで進んで、第4週が右の地図です。

詳細では、全国555の保健所のうち484で警報レベルとなっています。山口県には8の保健所があるのですが、全ての保健所で警報レベルです。

 

インフルエンザ流行過去10年比較
インフルエンザ流行過去10年比較

右も同じく国立感染症研究所のウェブサイトから、過去10年間のインフルエンザ流行の比較です。

インフルエンザは2009年に特異的に秋から初冬にかけても流行していますが、例年は2月をピークにして年始に流行することがわかります。そして、今シーズンの流行が例年の水準を大きく超えています。

 

ちなみに2009年秋の流行は、新型インフルエンザ=パンデミックインフルエンザ(H1N1型)です。このときは、北アメリカを中心にして北半球の広い地域で新型インフルエンザが大流行して、死者だけも数万人になりました。

 

さて、今年のインフルエンザの流行が何故拡大しているのか?理由はよくわかりません。

例年より寒くて乾燥している気象が原因でしょうか。それとも、ウイルスの型と予防接種のワクチンの相性が悪かったのでしょうか。もしかして、景気回復の影響で無理して出勤する人が増えたのでしょうか。

 

まぁ、とりあえずは「うがい・手洗い」「マスク着用」「休養・栄養」に心掛けましょう。