テレビで映画興行収入のランキングを放送していましたが、アニメが多いのですね。
日本の2017年上半期ランキング
1.美女と野獣(興行収入123.6億円)
2.名探偵コナン から紅の恋歌(68.7億円)
3.モアナと伝説の海(51.5億円)
以下、4.SING シング、5.ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険、6.ラ・ラ・ランド、7.ワイルド・スピード ICE BREAK、8.ソードアート・オンライン オーディナル・スケール、
9.22年目の告白 私が殺人犯です、10.昼顔
と続きます。
1位の美女と野獣は、アニメが下敷きになっていますが実写版なので、よく見るとアニメより実写が優勢ではありました。
過去に遡って調べてみますと、昨年(2016年)の邦画ランキングは1.君の名は。(235.6億円)で、以下2.シン・ゴジラ、3.名探偵コナン 純黒の悪夢、4.妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!、5.ONE PIECE FILM GOLD、とアニメが4/5です。
きちんとした統計があるかは分かりませんが、アニメと実写は半々という印象です。そして、実写の映画でも原作がアニメというのがとても多くなっています。結果として実写の映画でもCGを多用した、非現実的な(=幻想的な)映像が増えていると思います。
10年後に「なくなる仕事」「消える職業」というのが、よく話題になります。今ある仕事の半分は、ITやAIの進歩でなくなるとも言われます。そんななかで、最も人間的な仕事である映画俳優も、もしかすると「消える職業」の一つなのかも知れません。
映像の解像度がどんどん上がって、細かい肌理の凹凸まで見えるようになると、生身の人間では美しくないとかも言われます。しかしながら、バーチャル世界が広がっていくのは、ちょっと味気ない感じもしますね。
ところで、昨日の日本対ブラジルのサッカー試合でビデオ審判というのが試験導入されました。ビデオ審判は、近年は野球で広がりましたし、相撲や柔道ではかなり以前から定着しています。
「消える職業」にはスポーツの審判というのも、しっかり入っています。テニスでは、ボールのイン・アウトを機械に任せて、線審を廃止することが現実になりそうですから、10年後にはプロの審判はいなくなるかも知れませんね。