東京ドームが真っ赤~祝・優勝!広島カープ

広島カープが東京ドームでジャイアンツに勝利して優勝を決めました。

 

私たちの世代では、小学生や中学生の頃の広島はとても弱かった。と言うか、当時は巨人が無闇に強かったのです。巨人の9連覇は、私の場合は小学生時代全てを網羅して中1まで続きます。テレビ放映は巨人戦しかないので、弱いカープが強い巨人に勝たないかなぁ?と楽しみにしていました。

まぁ、王や長嶋の輝きに比べて、コージも衣笠もまだまだしょぼかったですね。外木場・安仁屋・大石・白石の4本柱で投手陣は結構しっかりしていたようにも思いますが、とにかく点が取れない印象です。

小学生の草野球(野球ごっこ)では、日本シリーズで巨人に果敢に挑戦する阪急の福本や長池、下手投げの山田や足立のほうが人気があったくらいです。

 

それが、1975年の奇跡の初優勝です。それまでの3年間は最下位でしたから、さすがに驚きました。中学3年でしたので、みんな大騒ぎです。大下・三村の二遊間に、ホプキンス・シェーンという新外国人。外木場・佐伯・池谷の3人だけで廻した先発投手陣。

その後、広島カープは一転して黄金期を迎えます。1975年~1991年の17年間に6回の優勝を飾ります。(1979年・1980年・1984年・1986年)

山本・衣笠の主砲の前後を高橋慶彦・山崎・正田が固め、北別府・大野・川口の強力投手陣の後を炎のストッパー津田恒美で締めていました。

確かに強かったのですが、人気は今ひとつで市民球場も暗かったですね。

 

その最後の優勝が1991年で、なんと25年が経ってしまいました。

この間は、15年連続Bクラスなど、とにかく弱かったですね。また、緒方も前田もノムケンも素晴らしい選手ですが、ちょっと暗めです。黒田にしても新井さんにしてもそうですよね?栗原や東出も真面目過ぎます。

 

しかし、ブラウンが監督をする頃から、イメージが明るくなってきました。更に、マツダスタジアムの開場をきっかけにして、カープ女子に代表されるようにファン層が拡がりました。赤いレプリカユニフォームが広島の街での定番になりました。

いや~、今日の東京ドームも赤かったですね。

 

次はCS。そして日本シリーズです。

1984年以来32年ぶりの日本一を是非達成していただきましょう!