都知事選は小池女史の圧勝!というより、男性陣が墓穴を掘り続けて自滅でしたね。
政治的な話は全部打っ棄って、なぜ人は自ら墓穴を掘り続けるものなのでしょうか?
表題に”男たち”と書きましたが、小池女史にも少し危ない発言がありました。幸いなのか、浅い穴で済んで事なきを得ました。
これに対して、男たちは浅い穴を掘ったかと思うと、どんどん深くして自分で落ちたり、いきなりこれまでになかったような深い深い穴を掘って自分で飛び込んだりしました。
自分で墓穴を掘るというのは、地位や権威にしがみついて、見栄を飾ろうとするからおこるのです。自分はこんなに偉いのだから、何を言っても周りは聴いてくれる。自分は相手より地位が上なので、自分の指示は正しい。などと勘違いするから起こります。
選挙中のことは終わったことですから書きませんが、小池都知事が誕生した今日になっても、お手並み拝見とか、新都知事次第とか、都政を監視するとか、記念写真は撮らないとか、挨拶しないとか、男たちの勘違いが止まりません。
墓穴に入った後に、もっと深い穴を掘ることもないと思うのですが・・?
男には、「潔さ」が必要です。
突っ張って生きなければならない場面もあるでしょう。体裁だけでも整えなければならないときもあります。失敗することも間違えることもあります。
そのときは、素直に謝ればいいではないですか?この言い方はたいへん失礼でした・申し訳ありません。こんな指示は間違っていたので、撤回します。以前、あんなことをしましたが、今は反省しています。・・嘘や言い逃れで誤魔化そうとするから墓穴を掘ります。
少し頭を下げれば済むときに胸を反らすから、土下座しなきゃならなくなります。
確かに、ときには、墓穴を掘って自分が落ち込むこともあります。
そのときに、穴から出ようといくらもがいても、上から上から土が崩れてきます。これでは、生き埋めです。
そんなときは、穴の横から、斜め上に向かって少しづつ穴を掘って脱出口をつくるのだと教えてくれた人がいました。時間を掛けて、謙虚に信頼を取り戻すことが大切です。