中小企業診断士試験は申込受付中です

 今年の第1次試験の申込受付期間は5月8日~5月31日です。試験は8月6日・7日です。

 

 まだ十分に間に合いますので、試しに受けてみませんか?

 

 中小企業診断士の1次試験は基礎的なビジネススキルを測るには適当な試験だと思います。

  A. 経済学・経済政策  

  B. 財務・会計  

  C. 企業経営理論 

  D. 運営管理(オペレーション・マネジメント) 

  E. 経営法務  

  F. 経営情報システム 

  G. 中小企業経営・中小企業政策

 の7科目(各100点:700点満点)です。

 合格基準は結構緩めで、60%(420点)です。

 各科目最低40点以上が必要ですが、試験はマークシートで4択ですから知識ゼロでも25%は正解できます。つまり、試験に合格するには、4択を3択(できれば2択)に絞り込めるだけの知識があれば足りるということです。

 

 

 さて、中小企業診断士試験の1次試験の合格率はこのところ上がってきています。昨年の合格率(合格者÷受験者数)は26%でした。

 難問奇問は出ないので、ビジネスパーソンの皆さんは腕試しに受けてみてはどうでしょうか?(受験料 13,000円)

 日経TEST(100問で5,400円)を受けるより、コストパフォーマンスはかなり高いです。しかも、上手くいけば国家資格がついてきます。

 

 

 さて、私が試験を受けたのは2011年のことです。50歳のおじさんにとって、一番厄介だったのは「F.経営情報システム」です。

【例えば、当時の第15問】

 多量の業務データを分析して経営意思決定に活用するBI(Business Intelligence)システムでは、OLAP(OnLine Analytical Processing)が利用される。OLAPを構築するには、R-OLAP(Relational-OLAP)とM-OLAP(Multi-dimensional OLAP)という2つのアーキテクチャがある。この2つを比較したとき、R-OLAPに関する説明として最も適切なものはどれか。

 

 ”OLAP”??”アーキテクチャ”???てな感じです。

 必然的に、経営情報システムは40点狙いです。「経営情報システム」には、おじさん向けに統計の問題も出ますので、こちらでいくらか点を稼いで後は25%理論です。

 

 これ以外の科目は、中年ビジネスマンには日頃の仕事での経験や知識が役に立ちます。

 尚、合格には過去問(5年分くらい)を丁寧にやっておくことが有効だと思います。