明日は群馬県民の日

「県民の日」、ある県とない県があります。山口県にはありません。

 

明日10月28日は「群馬県民の日」です。群馬県内の学校は一部の私立学校を除けば、みんなお休みになって、県内各地で催しが開催されて賑わいます。県内にある多くの施設が無料開放あるいは割引されます。ちょっと面白いのは、福島県のスパリゾートハワイアンズや東京の東京ジョイポリスなども群馬県民は割引になるそうです。

 

ウィキペディアによると、「県民の日」があるのは東京都を含めて21都県だそうです。残念ながら、山口県にも広島県にもありません。

ただ、「県民の日」が「郷土の歴史を知り、郷土についての理解と関心を深め、自治の意識を高めるとともに、より豊かな郷土を築きあげることを期する日(群馬県のHP)」と定義するなら、広島県は8月6日が実質的な県民の日です。

 

夏休み中ですが、県内全ての学校は登校日になります。私たちの頃は、学校の先生に被爆体験のある人も多かった(広島には4つの師範学校があった。戦後広島文理大と合併して、今の広島大となった経緯があります。)ので、いろいろ話も聞きました。

 

今年の春に「県民の日」が、ちょっと話題になりました。

茨城県の県立高校入試で「県民の日」に関する出題があって「明治4年11月13日に茨城県が設置された」とあったからです。もちろん、茨城県の県民の日は11月13日です。

 

ところが、福岡県の学習塾が全国の入試問題をチェックしていて、茨城県の設置は11月14日であることに気づきました。茨城県としても改めて調査した結果、実際は11月14日だったと確認されました。

ただ、すでに定着している「県民の日」を移動することもできないので、11月13日を「茨城県という県名が初めて用いられた日」としたそうです。う~ん、苦しい?

 

さて、山口県で「県民の日」を制定するとしたら、何月何日がいいでしょうか?

ちょっと、頭の体操に考えてみましょうか。