自分のことを大切にする・・社長のための老子(64)

 老子の教えは毎週日曜日に掲載します。今日は、老子第七十二章です。

 

 この72章も、どこか一部分が欠損しているようです。意味はどのようにでも解釈できて、解説者によって反対のことが書いてあったりします。

 この連載は「社長のため」ですから、社長への教訓になるほうを採用しておきます。

 

 要約すれば、「社長が従業員を従わせるのは簡単だ。」

 1) 住居や生活を保証すること。

 2) 威張って無茶を言わないこと。  だけでよい。と言っています。


 民不畏威、則大威至。

 無狎其所居、無厭其所生。

 夫唯不厭、是以不厭。

 是以聖人、自知不自見、自愛不自貴。

 故去彼取此。

 

 従業員が社長の権威を尊重しなくなれば、大変なことになります。

 従業員の住居を狭くしてはいけないし、生活を不自由にしてはいけない。

 社長が従業員を嫌がらせなければ、社長を嫌がることはない。

 社長は、自分のことをよく知って、無理な意見を押し付けない。

 自分のことを大切にして、尊大な態度をとらない。

 だから、無理なことはせず、自然な経営をすれば、従業員は従います。