「お水でいいです」

「コーヒーとお茶、どちらにしますか?」と聞かれて、「お茶でいいです」と応えるのは失礼です。

 

これはよく知られていることで、当然ですよね。

「ありがとうございます。お茶をいただけますか。」と応えるべきです。もし、ちょっと丁寧すぎると思えば、素直に「はい、お茶をお願いします」でもいいですね。

 

とにかく、「で」が余計です。もちろん、「コーヒーでいいです」も同じです。

本当は違うものがいいのだけど、コーヒーとお茶しかないのかと不満なように感じられます。

心遣いをしてもらったら、きちんと応えるようにしないといけませんね。気をつけましょう。

「コーヒーとお茶」の選択肢でしたら、すっきりと、どちらかを選ぶのがマナーです。

 

ところで、毎日暑いのでどちらも嫌でどうしても水が欲しいときに、「いや、暑いから、お水でいいです」と応えたらどうでしょうか?どうも、これもマナー違反になりそうです。

 

少し前に、テレビとかで有名なシェフの店では、お水が一杯800円だということで話題になりました。シェフ曰くは、高級レストランではコップ一杯の水が千円以上するのはざらにあるそうです。

まぁ、普通のエビアン(仕入は1本60円くらい)を600円で出す店も多いですが・・。

どうも、水と空気はタダという時代では無さそうなので、ちょっと困ります。 

 

最善の策は訪問前にコンビニかなんかで事前に水分補給することなんでしょうが、叶わないこともありますね。仕方なければ、「ありがとうございます。申し訳ありません。よろしかったらお水をいただけませんか」と応えるしかないでしょうか。

 

どうも、まだまだ暑そうですので、ご自愛ください。