「ゆう活」のすすめ

 政府が「ゆう活」を推進しているということです。安倍首相は絵画鑑賞に出掛けました。

 

内閣府 「ゆう活」ロゴマーク
内閣府 「ゆう活」ロゴマーク

『ゆう活』とは

 「ゆうやけ時間活動推進」のことです。

 簡単に言えば、

 会社で残業しないで提示に退社する。

 場合によっては会社全体で勤務始業・終業時刻を早めて夕方の時間をつくる。~朝(始業時間前)の残業という制度や習慣もすこしづつ出来てきました。~

 これによって、夕方の時間を活用する生活スタイルを定着させたいということです。

 「ゆう」やけ時に

 「悠」々とした時間が生まれる。

 「友」人と会える。

 「遊」ぶ時間が増える。

 

 「あさ活」というもあったような気がします。いろいろお節介な日本政府です。

 ただ、個人的には(特に東京など東日本では)「ゆう活」よりも「あさ活」だと思うのです。

 今日でいえば、山口市の日の出は05:06、日の入りは19:29です。

 対して    東京は 日の出が04:29、日の入りが19:00です。

 

 とにかく東京にいると朝が早いのです。

 当時、7時半に家を出て8時半に会社に着いていました(通勤約1時間。とても恵まれています)が、日の出から既に4時間ですから太陽は頭上でギラギラです。

 サマータイム制度の実施を熱望していました。

 更に、夕方の日の入りも早いのです。午後6時終業でしたから、今の時期でも帰宅すれば夜です。そして、真夏を過ぎれば、つるべ落としになってとても物悲しくなるのが東京の夕方です。

 

 「ゆう活」はサマータイム制度が反対も出て成立できなかったので、自主的に運用してくれということなのかも知れません。

 ただ、国民の生活スタイルを変えるのであれば本当は「あさ活」のほうが有効だと思います。

 日が出ている時間で考えれば、朝の時間のほうが長いわけです。また、朝型の生活習慣を取っている人のほうが睡眠時間が長く、健康レベルが高いことも統計から確かです。

 

 ただ、東京での「あさ活」は結構難しいです。最近では朝からやっているお店も増えてきましたが、早くても7時です。6時開店のスタバがあればいいなと思っていました。