足るを知れば会社は発展する ・・ 社長のための老子(39)

老子の教えは毎週日曜日に掲載します。今日は、老子第四十五章です。

 

欲を無くして、心を養うことで、豊かな日々を送れるようになります。

従業員が疲れ果てて心身を癒すこともできないほど働かせても、会社は発展しません。

健康を軽んじることなく、会社が永続きするようなマネジメントに心がけましょう。

 

天下有道、却走馬以糞。

天下無道、戎馬生於郊。

罪莫大於可欲、禍莫大於不知足、咎莫大於欲得。

故知足之足、常足。

 

社長が道理に従って会社を経営していたら、従業員は正しい生産活動を続けます。

社長に道理が無ければ、従業員は不健全な活動に力を取られます。

社長の独りよがりの欲ほど大きな罪は無く、社長が満足を知らないほど大きな災いは無く、

社長の貪欲ほど会社をしくじることはありません。

社長が満足することを知れほど、会社はもっと発展していきます。