柔らかいものが堅いものを操る ・・ 社長のための老子(36)

 老子の教えは毎週日曜日に掲載します。今日は、老子第四十三章です。

 

 柔道で「柔よく剛を制す」と言いますが、老子もそう考えています。

 ”馳騁” は、馬を自由に乗りこなすというような意味です。

 柔弱なものこそが、堅固なものを自由に扱うことができるのだと言っています。



 天下之至柔、馳騁天下之至堅。

 無有入無間。

 吾是以知無為之有益。

 不言之教、無為之益、天下希及之。

 

 この世の中で最も柔らかなモノが、この世の中で最も堅いものを自由に操ります。

 形の無いものは隙間が無いところにも入り込みます。

 私はこれによって作為を持たない自然な生き方が有益だと知りました。

 無言の教えと作為を持たない利益、世の中でこれに及ぶものは殆どありません。