時代の証言者 逆立ち人生(池田敬子)

池田敬子さんは日本体操界の先駆者です。

 

読売新聞の「時代の証言者」シリーズで、池田敬子さんの連載が完結しました。全27回でしたが、毎朝楽しみに読んでいました。私の高校の大先輩になります。

 

池田敬子さんは、1933年に広島県三原市(当時は豊田郡)の佐木島に生まれました。三原高校に入学して、体操をはじめて、日本体育大学に女子1期生として入りました。

1954年のローマ世界選手権の平均台で金メダル(日本女子体操界の唯一の金メダル)を獲得し、1964年の東京オリンピックでは団体銅メダル(東京五輪の女子のメダルはバレーボールと体操団体の二つ)を獲得しました。

 

 

全日本10連覇を果たした後、現役選手でありながらジュニアの養成機関を立ち上げました。今の内村航平選手につながる流れを作った、体操ニッポンの先駆者です。体操選手を引退したことは無いので今でも現役で、御年81歳ですが毎日逆立ちは欠かさないそうです。

 

私が高校のときに、三原高校から日体大に進んだ吉川選手がモントリオール五輪の代表になって、壮行会が開かれたときに帰郷されたと記憶しています。

最近では、東京で開かれる広島県人会に日体大の学生さんを連れてパフォーマンスを披露されたりしていました。日体大の副学長や日本体操協会の副会長など務められながら広島市内でも体操スクールを開かれています。故郷広島への思いも深い方です。

ちなみに、三原市の名誉市民でもあります。

 

今朝の連載最終回から・・

「好奇心を失わないことが生き方を楽しむコツです。仮に挫折をしても、もう駄目だなんて考えないで、今をよしと受け入れて、今を基準に頑張る。私はいつもそうしてきた。年を取れば衰えるのは仕方ない。でも山登りは下っているときも夢中になれる。夢中が続く限り登山は終わらない。」