今日は「読書の日」・・読書週間がはじまりました

全国で本屋さんの数は2000年と比較して3分の2に減っているそうです。1日1軒以上のペースで閉店していることになります。

 

全国の自治体の17%には書店が無いそうです。

山口県の自治体数は13市6町(合計19)ですが、タウンページで「書店」を検索すると、和木町・上関町・田布施町・阿武町の4町では該当がありません。

4÷19=21%ですから、まぁ全国平均です。

 

郊外型の大型書店が増えたので、町の書店が減っているということでしょう。

大型書店はショッピングモールの中にあったり、広い駐車場があったりして便利です。また、新刊単行本はネット通販で買うほうが便利で安いのも確かです。

 

 

身近な書店で本を眺める愉しみをどう残すか、地域の文化としての書店をどう考えるかということですね。また、書店側も単なる取次に終わらない何かを提供できるかということですが、簡単ではなさそうです。

 

確かに、若者人口が減って、中心読者層も高齢化しているので仕方ないところもあります。

新刊書籍の発行部数は年々減ってきているそうで、昨年まで6年連続で前年割れだそうです。近年、ミリオンセラーになるような文芸ヒット作が出ていません。

昨年のベストセラー:1位は「医者に殺されない47の心得(近藤誠)」だそうです。

 

秋の夜長に文芸作品でも読んでみましょう。