無理は長続きしない・・社長のための老子(17)

老子の教えは毎週日曜日に掲載します。今日は、老子第二十四章です。

有名な「つまだつ者は立たず。またぐ者は行かず。」の章です。

 

跂者不立、跨者不行。

自見者不明、自是者不彰。

自伐者無功、自矜者不長。

其於道也、曰餘食贅行。

物或悪之、故有道者不處。

 

無理に背伸びしても長くは立っておられず、無理に大股で歩いても遠くまでは行けません。

自分の考えにこだわっても真理は明らかにならず、自分が正しいと言い張っても認められません。

いくら手柄を誇っても成功できるわけでなく、自慢する人が長続きすることもありません。

それらのことを自然の法則に照らして言えば、「食べ過ぎ・やり過ぎ」です。

このようなことは嫌われるおこないですから、立派な経営者ならやらないでおきましょう。