不慮の事故について考える

広島市で大きな災害が起こりました。不慮の事故について、統計を見て考えました。

 

労働災害が原因で亡くなる方は、減ったとはいえ、年間1000人を超えます。

 

交通事故が原因の死亡者は6400人。(警察の統計は24時間死者なので4000人とかになる。)

自然災害は、平成7年(阪神淡路震災)の6482人・平成23年(東日本震災)の19137人を除いた、過去20年では最少39人~最大327人(平成16年:大型台風が4つ上陸した)の範囲で、およそで年間100人強です。

国や自治体・警察、それに企業は、これらについてきちんとした対策を取る必要があります。

 

ところで、不慮の事故全体の死亡者数は平成24年で41,031人です。

その内訳・・・かなり驚きます。

1位 窒息 :10,338  (うち、食べ物の誤嚥 5,132・・1月に多い)

2位 溺死 :  7,963(うち、浴槽での溺死 5,638・・自治体補助もある)

3位 転倒転落:7,761 (うち、平面上での転倒 5,261・・階段が危ないのではない)

4位 交通事故:6,414

5位 自然の力:2,077(寒さ 1,294・暑さ 727・・熱中症より冬の寒さが多い)

 

この物凄い人数は、単身高齢者の増加など社会問題が原因と思いますが、もっと問題にして解決策を見つけていくことが必要です。