インバウンド需要回帰で温泉・入れ墨問題が再燃

スポーツの国際大会が同時並行で開催されていますが、海外の多くの選手がかなり目立つ大きさの入れ墨をしています。

 

コロナ騒動が終息して、外国人観光客が大量に流入するようになりました。温泉施設や旅館などでで、入れ墨している人の入浴を認めるべきかという課題があります。近所の温浴施設は、注意事項の最初に「刺青・タトゥー(シール類を含む)をされている方、暴力団関係者、過度の飲酒をされている方、皮膚に疾患のある方、感染する疾病をお持ちの方、ペット連れの方はお断りいたします。」とあります。

 

アンジェリーナ・ジョリー
アンジェリーナ・ジョリー

印象としては、温泉・入れ墨問題は、何となくモヤモヤしたままでした。政府・観光庁のWebサイトでも、旅館によって入れ墨への対応は異なるので、事前に問い合わせるようにとあるだけです。

 

明確な結論が出ないまま、コロナ騒動がやってきて 3年余りの停滞期間がありました。その間にも、海外では入れ墨というかタトゥー文化が一層拡大してきたように思われます。温泉旅館や温浴施設では、どのように対応してよいのか、頭が痛いところです。

 

都会の施設では、カバーシールを貼って隠せるならOKといった折衷案もあるようですが、地方ではOKかNGか2択のところが多いようです。イメージとしては、外国人の利用が少ない施設のほうが、むしろOKを出しているような感じです。(来るなら来い!っと、開き直っている?)

 

まぁ、OKを出せば反社かも知れない人を「入れ墨お断り」とも言えなくなるので、難しい問題です。一見でそのときだけ来る外国人のお客さんを受け入れて、常連のお客さんに避けられるのは経営上も困ります。この問題には、はっきりした答えが難しいですね、