プロ野球チームを増やして地方活性化する

大谷翔平選手をはじめとする日本人選手の大活躍でMLBのチームについてよく耳にします。

 

大谷選手が所属するエンゼルスはロサンゼルスにあります。人口13百万人の大都市圏ロサンゼルスにはドジャースもあります。千賀選手のニューヨークはアメリカ第1の巨大都市圏で人口20百万人です。メッツとヤンキースの2チームがあります。アメリカの第3の都市圏は鈴木選手のシカゴで人口10百万人でやはり2チームです。

  

日本のプロ野球チーム
日本のプロ野球チーム

アメリカ4番目の都市圏はテキサス州のダラスの人口8百万人でレンジャーズ1球団です。5番目のヒューストンにはアストロズ、これ以下の人口の都市圏では1球団づつになります。

 

例外は12位で人口5百万人のサンフランシスコ都市圏です。ジャイアンツと藤波選手のアスレチックスの2球団があります。アスレチックスは集客に苦労しているのでラスベガス(人口2.2百万人)に移転する構想があるそうです。

2球団かかえるなら人口10百万人が必要ですが、1球団だけなら人口2百万人くらいでもなんとかなるようです。ミルウォーキー・カンザスシティ・クリーブランド・シンシナティなどがおよそ2百万人の都市圏です。

 

アメリカ(人口3.4億人、カナダ南部含めて3.6億人)にMLBは30チームです。日本(人口1.2億人)にプロ野球チームは12です。

日本のプロ野球の場合では、人口35百万人の世界最大の都市圏である東京に5チームが集中します。日本第2位で人口16百万人の大阪に2チーム、3位で6百万人の名古屋、5位で2.5百万人の福岡、6位の札幌、7位の仙台、11位で人口1.5百万人の広島に各1チームです。4位で人口2.7百万人の京都に、今はプロ野球チームがありません。

 

特に何か言いたいわけではないのですが、東京への一極集中を是正しなけりゃならんと思います。日本でプロ野球チームが維持できる、人口1.5~2百万人の都市圏を複数整備するのが効果的なように思います。新潟、富山、浜松、前橋、宇都宮あたりが候補でしょうか。

 

首都直下型地震も怖いですから、中央官庁のいくつかを、東京大都市圏から、これらの都市に移転することが考えられます。そうなれば、その都市に新しいプロ野球チームをつくって盛上げてはどうかなと思います。