麦秋至:美味しい麦みそを食べよう

山口県では、味噌は「麦みそ」です。日本のなかでは、割に珍しい。

 

味噌には、米みそ・麦みそ・豆みその3種類があるそうです。マルコメのWebサイトによると、生産量の割合は、80:5:5になるそうです。残りの10は調合みそで、米・麦・豆の三種類あるいは二種類を調合したものです。山口県で愛用されている麦みそは、全体の5%ということです。ちなみに、白みそを西京みそと言いますが、西京といっても京都のものです。

 

山口県の麦秋
山口県の麦秋

歳時記では、今日5月31日から6月4日頃を「麦秋到(ばくしゅういたる・むぎのときいたる)」と呼ぶそうです。七十二候の一つです。山口県でも、とのところ麦刈りが盛んにおこなわれています。

 

麦には品種があるのですが、残念ながら、どの麦が味噌になって、どれがパンになるのかはよくわかりません。ただ、この時期の麦畑は、黄金色に輝いていて美しいです。

 

さて、麦みその宣伝ですが、米みそとの違いは何といっても麦の味(香り・風味)がすることです。当たり前です。そして、麦みそはほんのり甘いです。あまり塩辛くありません。

ちなみに山口県ではお醤油も甘いです。今になって、関東の醤油は塩辛かったと気づきます。

 

麦みそを使った調理は、何にでも会うのですが、特に野菜料理に合います。麦粒を残した田舎みそなどは、それ自体が野菜のようなものです。

関東などの塩辛い味噌や、甘みが強い西京みそと違って、山口県の麦みそはあまり強烈な味ではないので、野菜本来の味を引き立てます。

 

山口県の麦みそと一括りにしましたが、県内には味噌の生産をしている事業者さんが30~40者はあります。ほとんどが、小さな蔵で、独自の味を持っています。

是非、地元のスーパーや道の駅などで、販売している味噌の食べ比べをしてみてください。

 

なお、小さな蔵の製品は保存料無添加の味噌がほとんどなので、開封後は必ず冷蔵庫で保管して、はやめに食べきることをお勧めします。

 

おいでませ山口へ! m(_ _)m