無常・中道・慈悲という道しるべ

昨日の続きでもあり、統一教会に絡んで何かと宗教が話題なので「仏教」についてです。

 

武光誠さんの「日本人なら知っておきたい”仏教”」(KAWADE夢新書)にわかりやすく書いてあったので、備忘を兼ねて載せておきます。本のサブタイトルが「無常・中道・慈悲という道しるべ」となっていて、これに仏教の本質が集約されています。

 

ブッダ
ブッダ

世界三大宗教は、キリスト教(推定信徒数が約20億人)、イスラム教(約16億人)、仏教(約4億人)とされます。

キリスト教とイスラム教は、唯一神を信仰しますが仏教にはありません。仏教は多くの人にとって、わかりやすく理解しやすい宗教であるのが特徴だそうです。

 

最初に仏教では「無常」を説きます。

すべてのものはうつろいゆく無常の運命にある。花はいずれ散り、どんなに健康な若者も、やがては老いて亡くなる。

 

次に、仏教では、すべてのものがうつろいゆくのであれば、かたよった考えを捨てて「中道」を行けと説きます。どんなにかたよった欲を張ったところで、結局は失うことになるのです。

 

無常を知り、中道の生き方を志す者は「慈悲」の心をもって生きよと仏教は説きます。必要な欲望を捨てて慈悲の心をもって行動することで、他人からの感謝に喜びを感じるようになることを求めます。

 

どんな権力も栄華も永遠に続くわけではありません。目先の損得や怒りを捨てて生きることは難しいですが、釈尊の教えをたまには思い起こしたいところです。